格安スマホの需要が高まってきていますが、格安SIMの電話番号についてこの記事では紹介しています。格安SIMのメリットは自分のしたいようにスマホをカスタマイズできることです。そもそも通話の機能はあった方がいいのか無くていいのか、電話番号が必要な際は、自分が現在使っている番号をそのまま使いたいのか、新規で取得したいのかと選ぶことができます。
格安SIMの電話番号について
そもそも通話目的では無く、ネットやLINEなどアプリを格安スマホで使いたいという人は、電話番号を持たなくてもOKです。その場合は、通話機能がついていないデータ専用の格安SIMに申し込みます。月々3GBのデータ容量が使えるものだと900円程度です。他にもプランはたくさんあります。
データ通信専用の格安SIMだと「090」「080」「070」で始まる一般電話の電話番号はあたえられません。ですが、IP電話に申し込むことで、「050」で始めるインターネット回線を使った電話番号を取得することは可能です。
続いて、新規で「090」「080」「070」の電話番号に申し込む方法ですが、こちらに関しては各格安SIMのサービス会社の音声通話SIMに申し込む際に、新規を選択することで新たな電話番号をもらうことができます。
難しいことは特にないと思います。
いま使っているドコモ、au、ソフトバンクのユーザーの方で、電話番号をそのままの番号で使いたいときにはMNP(モバイルナンバーポータビリティ)を利用することが可能です。MNPについて少し詳しく見ていきます。
電話番号そのままMNPについて
MNPに申し込むことによって、いま使っている携帯電話の電話番号をそのまま引き継ぐことができます。実際にMNPをやったことがない人は少しイメージしにくいと思うのでどんな風に進めてけばいいのかなど見ていきましょう。
MNPはどんなサービス?
先ほどから何回かいってますが、電話の通信会社を変えたいけど、携帯の電話番号はそのまままにしておくことができるサービスをMNP(モバイルナンバーポータビリティ)と言います。
キャリアの携帯から格安SIMに変えたいときにもMNPを利用することは可能です。「090」「080」だけでなく、「070」で始まるPHSでも利用可能になっています。(2014年より)
・費用
MNPを行うには少し費用がかかります。
MNPにかかる費用 | |
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契約解除料 | 9,500円 |
転出手数料 | 3,000円 |
転入手数料 | 3,000円 |
現在キャリアのスマホを持っている人は、2年縛りのキャンペーンに加入している人が大半だと思います。2年で更新されて、翌月だけは解約すれば料金は発生しません。
ですので、自分の契約期間を調べておくと良いと思います。ですが、解約金を払った場合でも格安SIMに乗り換えた方が得になるケースが大半ですので、私は解約金を払ってでも早めに乗り換える方がおすすめです。
(資料:http://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/より)
こちらの資料によると解約手数料を払ったとしても3ヶ月で元が取れるようになります。さらに年間を通すと43,000円もの差が出てくるので、格安SIMに乗り換えないと損ですね。
・手続き
キャリアの携帯電話から格安SIMに電話番号を移し替える(MNP)の際の手続きの順番です。
① 現在使っている会社にMNPの申し込みをする(転出手続き)
申し込みをする際にMNP予約番号というものを発行してもらいます。ショップ窓口・電話・WEBのいずれかで申し込みをします。WEBならMNP予約を選択するだけなので簡単です。
これでMNPの予約番号が発行されます。予約番号の有効期間が15日間になっているので、はやめに次のMVNO(格安SIM)の方に手続きをします。
② 新しく申し込む会社にMNP予約番号を申告する(転入手続き)
申し込みをする際に、料金プランや転入の手続きの箇所にMNP予約番号を入力して手続きが完了します。
SIMカードが届いた際に用意しておいたスマホに挿し込めば新しいMVNOで元の電話番号が使えるようになっています。